パース(ぱーす)
は行
用語詳細
建築や空間デザイン、3Dデータ制作や絵画・デッサンなどで奥行きや立体感を表現するための表現手法のことを指す。一般的には、同じ大きさのものが並んでいる場合には手前にあるモノや面を大きく、奥にあるモノや面を小さくする透視図法と呼ばれる手法を用いて描く。「パース」とは、透視図法・透視図・遠近法などの総称をいい、正しい呼称は「パースペクティブ」。
透視図法は消失点と呼ばれる基準点を基に描かれ、その点の数は表現したい空間の描き方により、1点透視・2点透視・3点透視のいずれかを用いる。
透視図法を用いた画家として有名なのがレオナルド・ダ・ビンチだが、中でも「最後の晩餐」は代表的な作品だ。